2005年09月01日

ネットワークビジネスの実態4

皆さん、こんばんは♪なかなか日記が更新されないので、一部で逃亡説が流れていた兄さんです(笑)。前回の日記から一ヵ月以上もあいだを空けてしまいましたが、この一ヶ月の間にメチャメチャ大変なことが起こりました!

この”大変なこと”の報告を受けた時は、頭痛が止まらなくなり、また、一人でいられなくなり、深夜なのに関わらず、とりあえず年上の先輩をファミレスに呼び出し、話を聞いてもらいましたf(^_^;。




色々と考えることがあって、詳しい内容は、今はまだ話すことができないのですが、”報告を受けただけで頭痛が止まらなくなり、一人でいられなくなる”この状態を聞けば、どれほどショックな出来事であったのかは、分かって頂けると思います。

話を聞いただけで頭痛がしだす…なんて、まるでドラマの世界ですからね(笑)。ドラマで『息子が交通事故に遭った』という報告をお母さん聞いて、それで頭を抱えながら倒れる場面がたまにありますよね?ホント、あの状態でした。話を聞いた直後に、頭がクラクラきましたから(笑)。


大抵のことは母に話す兄さんですが、今回起こったことについては、話すことができませんでした。多分、兄さん以上にショックを受け、健康に何か支障をきたすかもしれませんからね。話せる時期がくるまでは、黙っていようと思います(もしかすると、一生話せないかもしれませんが…)。

母には話しませんが、兄さんの日記を読んで下さっているアナタにはいずれ話すつもりです。兄さんに起こった”大変なこと”の詳細については、その時が来るまで、待っていて下さると光栄です(*^^*)。



さて、それでは、今日の日記の本題です。かなり長い期間お待たせしてしまいましたが、これからネットワークビジネスの実態の続きを書きたいと思います。今日の日記は長いです。いつものことですが…(笑)。

もう記憶があいまいになっている方もいらっしゃると思うので、おさらいのために、過去の日記のリンクを張っておきますね♪こちらに目を通してから続きを読むと、内容がすんなり理解できると思います。

ネットワークビジネスの実態1
ネットワークビジネスの実態2
ネットワークビジネスの実態3


『黒幕は彼女さんか????』

兄さんは、N君の話を聞いているうちに、こう疑い始めました
。ネットワークビジネスは、自分が紹介した人(ダウンと呼ぶ)が売上げた利益の数%〜数十%が自分の報酬になるという仕組みです。

つまり、今までの話からすると、

N君の彼女

元彼 友達 N君

こういう感じになり、N君の彼女には、少なくとも3人のダウンが付いていることになります。兄さんをダマして呼び出したN君も、N君の彼女のダウンなのですから、”黒幕は彼女さんではないのだろうか?”と思ったんですよね。

もちろん、兄さんがこういう風に思ったことは、N君には言いませんでしたが、N君の付き合いだした後に、元彼までもネットワークビジネスに誘うという彼女さんの根性を見ると(笑)、今回兄さんが誘われた件については、彼女さんが黒幕だと思って間違いないだろうと思いました。

それで兄さんは、『N君も彼女の影響でネットワークビジネスをやり始めたんだな。ネットワークビジネス自体を否定する気はないけど、人をだまして呼び出して事務所に連れて行くってやり方は、どう考えておかしい。これを続けていたら、N君は友達をなくすだろうな…、可哀相に…』と思っていました。

つまり、N君は被害者なんだと思っていたんですよね。この時は。

でも、事務所に連れて行かれた帰りにN君と話していたら、必ずしもそうとは言えないと思いました。



兄さん:『N君、俺はネットワークビジネスという形態事態は否定する気はないけど、ネットワークビジネスがどいういう仕組みであるかは分かっているよね?

それに、さっき事務所で俺に一生懸命ビジネスの説明をしていた山田さんは、
”このビジネスに参加している人は、この会社の従業員ではないですし、僕らはみんなが社長なんです”と言っていたけど、社長ではなくて個人事業主(自営業)に近いものだと思うんだよね。

俺は自分で会社を作ったから分かるけど、個人事業主(自営業)は社長ではないんだ。自営業は、あくまでも自営業。

個人事業主は、開業する時も、廃業する時も紙切れ一枚を提出すれば済むけど、法人はそうはいかないしさ。資本金を準備して、法人登記して会社を経営している社長とは、社会的信用や立場は同じじゃないんだよ。

俺は会社設立の手続きを全部自分でやったから分かるけど、会社を作るのって、色々と面倒な手続きがあって大変なんだから。個人事業主のときとは全然違ったよ』

N君:『へ〜そうやっちゃ』(宮崎弁)


兄さん:『そう。それにさ、別に法人じゃなくて、個人事業主であっても、ちゃんと日々の売上げや経費を管理して、帳簿を付けているから、経費を引いた後の”本当の利益”を把握しているけど、おそらく、あのビジネスをやっている人達のほとんどは違うでしょ?

例えば、事務所に人を連れてくるために使った飲食代やガソリン代、いわゆる、経費というものをN君はちゃんと計算してる?個人事業主としての開業届けも出していないし、本当の利益についてもドンブリ勘定なんじゃない?』


N君:『しちょらん。そんげなこつ、知らんかったわ。』(宮崎弁)


兄さん:『だよね。それに、山田さんは”普通に会社員として働くよりも、このビジネスの方がよっぽど稼げる”みたいなことをアピールしてたけど、実際に従業員を雇用している俺から言えば、あれもどうかと思ったんだぁ。

確かに、あのネットワークビジネスには、一般的な会社員のように、”8時から17時まで仕事をしなければならない”っていう縛りはないけど、その代わり、社会保険とか退職金とかといった、保障が何にもないじゃんね?


例えば、俺の会社で働いている従業員には、自分が売上げに貢献した度合いに関わらず、最低限度の固定給が必ず支払われるし、厚生年金や健康保険といった社会保険、そして、雇用保険や労災といった労働保険もかかってる。そして、それにプラスして退職金が毎月積み立てられてるんだよ。

でも、N君が今やっているネットワークビジネスはどう?確かに自分の収入の上限は、普通の正社員よりも高いけど、それはあくまで、自分が売上げに貢献した場合の話であって、N君、もしくは、N君が紹介した人が商品を売らなければ、N君の報酬はゼロでしょ?

例えば、N君が一ヶ月間、このビジネスを朝から晩までやったけど、残念ながら一つも商品が売れなかったとするじゃんね?その場合、N君の時間の価値は、0円という風に評価されるんだよ?それにもちろん、保障なんてものも全くない。

その辺のアルバイトをやっている人でも、自分の労働時間に対して、いくらかの金銭的な価値が付いているのに、どう思う?』


N君:『なるほどね。まぁ、俺は仕事探しながらこのビジネスをやっているだけだからさ。兄さんの言うことはよく分かるけど、俺のことは心配せんでいいよ』


兄さん:『それなら良いんだけどね。人間、誰しも歳をとっていくものだし、歳をとれば、就職するのも難しくなる。それに、N君の時間はタダ(無料)じゃない。そのことだけは忘れないでね。

自分の時間に(金銭的)価値が付かない場合もあるし、老後の保障は自分で作る以外に何もない。それが分かった上で、N君が今のビジネスをやり続けるのであれば、それはそれで良いと思う。トコトン本気でやってみたら良いんじゃないかな。

最初に言ったように、ネットワークビジネス自体を否定する気はないし、俺がこのビジネスをやったことがあるわけでもないから、”絶対に失敗する”とは言えないからさ。山田さんやN君の話を聞いたところ、実際にこのビジネスで稼いでいる人もいるらしいしさ。頑張ったら良いと思う』


N君:『分かった。色々心配してくれてありがとう』



確か、こんな感じで話をしたのを覚えています。兄さんは、N君にネットワークビジネスをやるリスクの高さを知った上で、このビジネスをやるかどうかもう一度判断して欲しいと思ったんですよね。

このリスクを分かった上で、今のネットワークビジネスをやるのであれば、自分が納得のいく結果が出るまで、トコトンまで本気でやってみたら良いと思いました。誰がどのビジネス(会社)で成功するかなんて、兄さんには分かりませんからね。

だって、兄さんにしたって、最初の頃は周りの人に冷めた目で見られましたから(笑)。



ネットワークビジネスについて話すのは、上に書いたことで終わりにして、兄さんは、空気を和ませるために、今度は別の話をし始めました。

兄さん:『ところでさ、N君の彼女さんてカワイイよね。結婚とか考えてんの?大事にせんといかんよ♪』

N君:『そう?気に入ったのなら、兄さんに100万で売るよ?』

兄さん:『……………(汗)。いや…いいわ…』


前にも書きましたが、
時間が経ち、状況も変われば、人間の心もまた変わるものですね。。

彼女さんに誘われて、兄さんを騙して呼び出したN君も、ある意味被害者だと思っていた兄さんですが、この話を聞いた後では、お互い様のように思えました。彼らには”信頼”が欠けているように感じました。



N君&彼女さんは、今もこのビジネスを続けているようで、最近、地元の友達から相談の電話が兄さんに来ました。”ただ、久しぶりに会いたいとか、一緒に食事をしたいから、とかいう素振りを見せながら、騙して事務所につれていく”このやり方を続けていく限り、N君の信頼残高はドンドン減っていくでしょうね。

兄さんに相談をしてきた地元の友達は、N君&彼女さんに自宅まで説得にこられて、奥さんが怖くて泣いてしまったり、事務所で複数人から説得されたりして、相当嫌な思いをしたようでした。


本などで読んだことがある方いらっしゃると思いますが、
田舎の人のネットワークは凄いものです。勧誘を受けた友達の一人は、普段つながりのある友達全てに、このことについて知らせると言っていました。

そして、もう一人の友達は、『N君とは、もう食事に誘われても行かないし、ていうか、もう電話には出ない』と言っていました。
同じ小学校、同じ中学校、そして、社会に出ても会っていた仲間が、たった1度の出来事でいなくなってしまうのです。

信頼というものが、どれだけ大切なことであるか分かりますよね。騙して事務所に連れて行ったことで失った友達は、たとえN君がお金持ちになったとしても帰ってくることはないでしょう。


金持ち兄さんへの道のトップページに、『どんなに高価なものであったとしても、お金を払えば手に入る物は、お金では手に入らないモノの価値以下』と書いていますが、今回の件は、まさにこの典型的な例のように思いました。

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兄さんの会社に2台あるイーマシーンズを取り扱っているツクモ電気のインターネットショップです。44,800円から高性能パソコンが購入できます。

『送料無料キャンペーン』『メモリ倍増キャンペーン』を9月30日までやっているので、パソコンの買い替えや、保険として2台目のパソコンの購入を考えている方は良いんじゃないかと思います。

兄さんの地元の友達がパソコンを買い換えたいと言っていたので、イーマシーンズを薦めようと思っています♪ソーテックにしてもそうですが、最近のパソコンは安いですね。

”パソコンが一人に一台”という時代も、そう遠くないように感じます。

金持ち兄さんへの道-内職/株式投資-
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rich_navi at 23:25│TrackBack(0)その他 

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