2005年09月03日
正社員、アルバイト募集中……即戦力の(笑)
現在、兄さんは新しいサイトを作っているのですが、最近は今の会社の人数では、時間的に無理が生じてきていて悩んでいます。少ない人数で効率的に会社を経営していく努力はしているのですが、それでもやっぱり、限界はあるんですよね。
それで、ヤル気があって成果が出せる人を雇用したいと思っているのですが、こういう人は既にどこかの会社で働いていて、そこで結果を出している場合が多いため、なかなか兄さんの会社のような中小企業でデキル人を見付けて入社してもらうのは難しいものです。
それで、ヤル気があって成果が出せる人を雇用したいと思っているのですが、こういう人は既にどこかの会社で働いていて、そこで結果を出している場合が多いため、なかなか兄さんの会社のような中小企業でデキル人を見付けて入社してもらうのは難しいものです。
以前の日記『逆に面接される社長』で、信頼できる友達を兄さんの会社に誘った話をしましたが、現在の仕事やその他の事情で、残念ながら今はまだヘッドハンティングは実現していません。まぁ、当然と言えば当然なんですがf(^_^;。
もし、兄さんが誘った友達のような安定した仕事に就いていたら、わざわざリスクの高いベンチャー企業への転職なんて勧めませんからね。自分で誘っておきながらこんな事を言うのはおかしいですが、本当にそう思います(笑)。
じゃあ、ヤル気があって仕事がデキル人を兄さんの会社に集めるにはどうしたら良いのか?…………答えは簡単で、”ヤル気があってデキル人が入りたいと思うような会社にすること”ですよね。
自分の夢が実現できて、やりがいが感じられて、そして、報酬や待遇の面でも、しっかりと自分の成果を認めてもらえる。こんな会社にできれば、兄さんが求めるような人は集まってくるのだと思います。
体力のある大企業のように、何の知識もない人や新卒の人を積極的に採用できれば良いのですが、兄さんの会社はまだまだ小さいので、そんな余裕がありません。
経営に関する色々な本を読んでみて知ったのですが、会社が健全に経営されている状態というのは、従業員1人当たりが支払っている給与の3倍くらい利益を出している計算になっている状態なんだそうです。
- 例:給与20万円の太郎君を雇用している会社の出費
- 厚生年金:13,934円
健康保険:8,200円
労働保険:1,407円
合計:23,541円
つまり、会社は太郎君の給与のために223,541円が必要です。なので、仮に、太郎君が自分の給与分の20万円しか利益を上げられなかったとしたら、会社としては23,541円の赤字になります。
※ここではボーナスは考慮していませんが、当然、ボーナスを支払う場合は、そのボーナスに対しても社会保険や労働保険がかかってきますので、会社はもっと赤字になります。
では、太郎君が40万円の利益を出したとしたらどうでしょうか?- まず、利益から太郎君の給与を引きます。
400,000円−223,541円=176,459円
この176,459円から、太郎君が個人的に使った経費(交通費や接待交際費、備品代など)以外、つまり、会社経営に必要な経費を引きます。
1.家賃 (賃貸料など)
2.水道光熱費 (水道、電気、ガス代など)
3.通信費 (電話、プロバイダ代など)
4.広告宣伝費
5.社用車代 (ガソリン、メンテナンス、車検、保険)
6.専門家への報酬 (税理士報酬など)
この会社の運営費の合計が従業員一人当たり76,459円だったとします。つまり、この段階で会社の利益として残っているのは100,000円になります。
これが会社の最終的な利益と言いたいところですが、これにプラスして、法人税+法人住民税がかかってきます。これがだいたい40%くらいです。
100,000円−40%=60,000円
これが最終的な会社の利益です。つまり、太郎君が40万円の利益を出したとしても、会社に残るお金はたったの6万円なのです。
この残った6万円から、会社は設備投資や社員のボーナス、退職金、そして、福利厚生費などを準備するのですから、従業員一人あたりが自分の給与の3倍くらい利益を出している状態が健全と言うのも、あながちウソではないことが分かりますよね?(;^_^A
話を元に戻します。ここで、『うちの会社の奴らは、そんなに会社に貢献してないぞ。ホントかよ???』と、思われる方も多いと思いますが、経営や税理士の本など、兄さんが読んだ本の中の何冊かに書いてあったので、どうやら本当のようです。
おそらく、新卒を積極的に採用できる大企業などは、まだ会社で利益を出せない社員の給料分を、既に利益が出せる先輩達がカバーしているか、もしくは、会社自体にカバーする体力があるんだと思います。
だから、学校を出て新卒で会社に入った人と、会社に入って3年目の仕事ができる先輩との給料の差があんまりなかったりする事もあるんでしょうね(もちろん、一部の成果主義の会社では大きな差があるようですが…)。
兄さんの会社のようなベンチャー企業は、こういった仕組みが出来上がっていない状態ですから、即戦力となるヤル気のある人を欲しがるわけなんですよね。。。会社の体力的に、ヤル気があってデキル人を雇うしか選択肢がないのです。
実際、今いる従業員は、サイト作成の知識がない状態で雇用したのですが、兄さんの見通しが甘く、兄さんの計画通りにはなりませんでしたからね。
もちろん、彼等は精一杯頑張ってくれているのですが、兄さんの教育の仕方や余裕のなさに問題があったのでしょう。短期間で成果が出せるようにする事はなかなか難しいものです。
もうすぐ会社設立から一年が立ちますが、この一年間は、自分で利益を出しながら、一から社員を育てることの難しさを実感した一年だったように思います。従業員と何度もバトルしましたが(笑)、お互いに成長することができました(;^_^A。
もし、ヤル気があって即戦力(企画、ウェブサイト作成、システム開発、プログラマー、その他)として頑張りたいと思う方がいたら、お問い合わせから兄さんにアピールして下さいね。”この人と仕事がしたい!!”と感じた場合には、面接や具体的な採用内容も含めて、話を進めさせて頂きたいと思います。
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