2005年11月06日

株式会社の取締役 選任時の苦労

最近、色々と会社で問題があり、自社の収益に繋がること以外のことに、多くの時間を消費しています。人間の時間(命)は有限ですから、なるべく自分のやりたいことに時間を使いたいと思いますが、なかなか難しいものです。

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兄さんの会社の問題と言えば、今起っている問題とは全く別なのですが、兄さんの会社では、少し前に取締役探しに苦労しました。ご存知の方もいると思いますが、株式会社では、取締役が3人以上、監査役1人以上を必ず準備しなければなりません。

この必要な人数が集められないと、会社を登記することができないんですよね。来年施行される予定の新会社法では、この必要な人数を集めないといけないという条件はなくなる予定のようですが、この条件には本当に苦労させられました(;^_^A。


兄さんは最初の頃、自分の会社の取締役として、今まで親の借金や自分のことで一番お世話になった、叔父さんを迎えようと考えていました。今まで兄さんを含めた、兄さん一家を一番援助してくれた人だから、色々と恩返しができたらと考えたのです。

株式会社の取締役には、経営を監視するという役目がありますから、通常、それに見合った報酬が支払われます。つまり、ここで叔父さんを取締役に迎えられれば、今すぐではなくても、将来、金銭的な恩返しができると考えていました。

また、取締役になってもらうことができたら、兄さんの会社の成長を間近で見せることができますから、兄さんと一緒になって、今後の経営や成長していく過程を楽しんでもらえると思ったのです。


それで、株式会社の登記をする時に、兄さんはまず一人目の取締役として、世話になった叔父さんに電話で依頼をしました。


兄さん:『あっ…もしもし、おじちゃん?兄さんだけど、今電話大丈夫?』

叔父さん:『お〜兄さんかぁ。どうした?』


兄さん:『実は、今度株式会社の代表をやることになって、それで、自分以外に取締役が2人以上必要だから、その内の一人として、叔父ちゃんになってもらえないかと思って』

叔父さん:『……取締役??いや〜叔父さんは町内会のことで忙しいし、もう年だからな。だれか、友達とか身近な人になってもらえ』


兄さん:『そんなに忙しいんだぁ。取締役については、頼めばなってくれる人はいると思うけど、僕の方としても、誰でも良いから、とにかく人数を集めたいと言うわけじゃないから、友達から探すのは難しいんだよね』

叔父さん:「いや〜叔父さんには無理じゃ。誰か他の人を探せ』


兄さん:『そっかぁ。分かった。僕としては叔父ちゃんにぜひなって欲しかったんだけど、仕方がないね。また別の人を探してみるよ』

叔父さん:『そうしてくれ』


信頼している叔父さんに、自分の会社の取締役を断られた事に関しては、正直、かなりのショックを受けました。兄さんの勘違いかもしれませんが、電話で話している感じから、”面倒に巻き込まれたくないという印象を持たれてた”と感じたんですよね。

先ほど話したように、
『叔父さんに恩返しができたら』と思い誘ったのが、まったく別の風に叔父さんに受け止められてしまい、まるで、自分が叔父さんに連帯保証人を頼んでいるかのような気分になりました。

叔父さんに電話で話をした後、兄さんの会社の決算書や事業内容が分かる資料を持って地元に説明に行こうと思っていたのですが、その前に撃沈されてしまい、まさに、良かれと思った行為が全く裏目にでた形です。



これはこれで仕方がないと思い、その時は諦めて、誰か別の信頼できる取締役候補を探し始めたのですが、叔父さんに断られたその日の夜、実家の母から兄さんに電話がきました。

:『あんた、叔父さんに何を言ったの!?保証人みたいな事を頼んだんじゃないの?叔父ちゃんがかなり怒ってたよ

兄さん:『保証人なんか頼んでないよ!今度、俺の会社の取締役になってもらいたいと思って電話をしただけだよ!叔父ちゃんに迷惑をかけるようなことは頼んでないよ!』


:『取締役?それはどんなものなの?叔父ちゃんは”兄さんが取締役になってくれと電話してきた(怒)”とお母さんに言ってきて、叔母ちゃんも”取締役なんて…連帯保証人と同じじゃない”と言ってて、お母さんは凄く嫌だった。お母さんが謝っておいたから、
もう余計なことはしないで

兄さん:『保証人?余計なこと?俺は何も悪いことはしていない。何で謝るの!?俺の会社の連帯保証人になってもらおうなんて、今までに一度も思ったこともないし、俺の会社は無借金経営で黒字の会社だよ!迷惑なんて絶対にかけることなんてない!』


:『そうやっとね。。お母さんには難しいことは分からないけど、とにかく、今回のような事を叔父ちゃんや叔母ちゃんに頼むのは、もう絶対に止めて』

兄さん:『…分かった。俺は恩返しができると思って叔父ちゃんに頼んだんだけど、連帯保証人とか、そういう風に受け取られたのなら、もう今後はこんな事は頼まない。とにかく、連帯保証人と取締役は、全く違ったものだということと、そんなつもりでお願いしたんじゃないという事だけは伝えておいて』

:『分かった。もう余計なことはしないでね。。』


この電話の内容を聞いて、とても悲しかったし、悔しく思いましたが、全ては兄さんの考えの甘さが問題だったと思いました。もうすぐ60歳後半になろうという叔父さんと、兄さんたち20代が持つ物事に対する捉え方とが同じはずは、一般的に考えるとありませんからね。

取締役の責任といえば、大和銀行の株主代表訴訟が有名というか、この事件でものすごく有名になったと思いますが、まともな経営をしていれば、決して取締役になった人に迷惑をかけることはありませんし、兄さんの会社の筆頭株主は兄さん自身であるため、株主代表訴訟もありません。つまり、リスクはかなり低いと言えます。


ですから、この叔父さんとの件は、『兄さん自身の信用<取締役としてのリスク』という結果だと、兄さんは考えました。そして後は、先ほど言ったように、ジェネレーションギャップというか、意識の違いですよね。

今現在、兄さんが仮に60歳を超える年齢であったとしたら、『自分の会社の取締役となって下さい』と20代の経営者駆け出しの若者が来たとしたら、はたして、引き受けたかどうか分かりませんからね。

もうちょっと自分の会社に資金力(信用)が付いて、兄さん自身も経営者として経験を積み、それから叔父さんに頼むべきでした。


『自分の会社に1億円のキャッシュ(現金)があったら、今回の結果はまた違っていたんじゃないだろうか…?』  今になってこう考えましたが、もう後の祭りです。


金持ち兄さんへの道のトップページに、『どんなに高価なものであったとしても、お金を払えば手に入る物は、お金では手に入らないモノの価値以下』と書いてありますが、そのお金で買えないものの一つが信用だと思います。

でも、今回の件で、
”十分なお金を持っている(お金がある)っていう信用”も大切だな〜と実感しました。



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